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遠井村とは

和歌山県有田川町の山間にある小さな村。

雄大な自然に包まれ、巨大な岩や樹への自然崇拝が息づく。

かつて、この村は聖地高野山へと続く「高野街道」、紀州徳川家が整備した「龍神街道」の要衝地であり、活気に満ちていた。

現在は総人口40人を切る限界集落となり、村が消滅しようとしている。

受け継がれる​空海の口伝

高野山開創以前のこと。

空海は真言密教の聖地を探し歩き、遠井村に辿り着いたとされる。

同村に数多くの空海伝説が色濃く残り、その伝説は口伝により、令和時代も生き続ける。

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​御三家 紀州徳川家が愛した村

紀州徳川家の祖 徳川頼宣公が湯治を目的に整備した「龍神街道」。この街道は和歌山城を発し、遠井村を経由して日本三美人の湯「龍神温泉」に至る。

かつての遠井村は街道の要衝地として、人々や物資が多く行き交う重要な場所であり、殿様が鷹狩りや鮎狩りのため足繁く通った村でもある。

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​ぶどう山椒発祥地

江戸時代、遠井村の勘右衛門が庭にたわわに実る「ぶどう山椒」を発見したことに端を発し、先人たちの長年にわたる栽培研究の末に産地化を実現。「ぶどう山椒」は昔も今も村人の生活を支え続けている。

 

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